民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜 トピックス 2006年 〜

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 06年12月 

< 〜 2006年師走!(近況のご報告) 〜 >

2006年もはや師走ですが、いかがお過ごしですか。国会も残すところわずかになりました。今月は議席の変更(造反議員復党のあおりです、、)、新たに党国対副委員長への就任と最後まで慌しい日々ですが、お蔭様で元気に活動しております。何事にもとにかく一生懸命、ただひたすら、まっしぐらに突き進んだ2006年が終わろうとし、来年は少し立ち止まって周囲の風景、そして自分自身も今一度よく振返ってみたい、、そんな心もちの年の瀬です。これから忘年会シーズンです!どうぞくれぐれも健康にお気をつけいただき元気にお過ごしください。どうぞよいお年をお迎えください。

■ 議席の変更(造反復党問題のあおり!)

昨日から国会の私の議席は、ひとつ右側へずれることになりました。。他でもありま せん、郵政造反議員11名が無所属席(議長に向かって右)から自民党席(同左)へ移 動したことのあおりを受けたものです。。700億円あまりを投じた郵政解散、刺客騒 動、「自民党をぶっ壊す」という勇ましい掛け声、国民の目からは白々しい選挙対策 と移ったに違いありません。道路財源の見直し停滞ともあいまって、安倍内閣の支持 率も50%切れ、あらいざらい含めて、来年は統一地方選に参院選、国民の信を問う 大事な年を迎えます。

■ 国対副委員長!

同じく昨日、新たに民主党国会対策副委員長を仰せつかることになりました。毎週3 回22名の委員が顔を合わせ、高木国対委員長指示のもと与野党攻防の司令塔の役割 を果たすことになります。それにしても個々の委員会審議に単発で参加していた私に とって、なるほど〜、こんな風に各委員会の攻防が全体の与野党攻防につながってい るのか、こんな議論が進んでいるのか、こういう見方があるのか、、先輩議員たちの 白熱した議論にとても新鮮で興味深く参加しています。とにかく勉強勉強です!

■ 期末手当て

今日は国会議員を含めた公務員に期末手当が支給されました。国会議員は約300万 円。率直に多すぎると感じます。毎回のことですが、実は私自身は議員歳費は欧米な みの半分程度でよいのではないか、、そんな感覚を持っており、300万円は三分の 一は所得税、三分の一は党支部への寄付(政治活動費となります)、そして三分の一 は何かと物入りの年末年始に個人的に備えさせていただきたいと思います。

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 06年10月 

< 〜 安倍政権の船出 〜 >

■ 戦後最年少の総理大臣

戦後最年少、初の戦後生まれの総理大臣が誕生したこと自体大きな時代の変化です。 しかし、それ以上にわずか初当選から13年、総裁にまで上りつめた安倍氏。かつて 小泉、小渕、橋本氏らが30年以上の歳月をかけて歩んだ道のりとは隔世の感があり ます。正にメディア時代、”身内議員の受け”よりも”世論の支持、国民的人気”を 背景にトップリーダーに上りつめる。小泉時代以来の日本の政治文化の圧倒的な変化 です。そしてこの流れにもう後戻りはありません。

■ 約1ヶ月間近で見た安倍総理

就任から1ヶ月、小泉時代の強烈な、派手な表現力、訴求力は消え失せました。しか し、中国や韓国との外交姿勢、歴史認識に関する穏当な発言など、予想よりもしたた かな政権運営を感じさせます。また委員会質疑などでも、それなりに自らの言葉で語 ろうと努力し始めた安倍総理の姿に、ある種の安定感を私自身が感じ始めたことも事 実です。

■ 政治家の原動力?

しかし、小泉氏から感じて、安倍氏から感じないもの。それは政治家にとっての原動 力とも言うべき、渇き、餓え、渇望、そして葛藤、苦悩、、、こうした類の原始エネ ルギーです。曲がりなりにも小泉氏には30年間自民党主流派に干されてきた歴史が あります。渇きや苦悩があります。それが道路や郵政改革への執念となり、怨念とな り、その要請が国民的ニーズ、国益と合致した。しかし、安倍氏は三代目の家庭に生 まれ、党内でも異例のスピード出世、、、一体何に渇き、何に餓えよと言うのでしょ うか。。

■ これからどこへ向かうのか?

私が唯一感じるのは、かつてA級戦犯だったおじいちゃん(岸信介氏)の汚名を晴ら したい、総裁の座を目前にして急逝したお父さん(安倍晋太郎氏)の果たせなかった 夢を果たしたい、そこに安倍氏の熱望が確かに感じ取れます。しかし、正に国益と合 致するような、それ以外の、それ以上の動機付け、渇望が果たしてあるのか、ないの か、どこにあるのか、どこにないのか、実際のところまだまだ不確かです。だからで す。だからこそまだまだよく観察し、焦点を見定めなければなりません。対峙する方 向感を探らなければなりません。しかし一方で、、、年金や社会保障、国民生活の不 安は依然待ったなし。私たちに自分の土俵へ相手を引きずり込むだけの腕力、手腕が 求められます。。

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 06年9月 

< 〜 イタリア視察 〜 >

9月1日から7日にかけて党の観光政策調査チームでイタリアを訪問し、観光政策に ついて調査を進めました。イタリア中部のシエナ、ペルージャ、アッシジ、ローマ。 各都市には数千年単位の年月をかけて育んできた街の景観、同じく斬新な農業政策で 育んできた美しい郊外の田園風景。今の日本にはとても参考になる価値観が盛りだく さんです! 出発前(成田にて) イタリア外務省にて 緑の党にて ペルージャにて

■ 外国人観光客

年間日本から外国への旅行者は1600万人、一方外国から日本へは500万人前後。そこには約1000万人の観光客赤字が存在しています。もちろん為替など様々な問題が背景にあるにせよ、一度私たちは、外から見て、日本という国を一度は行っ てみたい、訪れてみたい、魅力的な国として、街として育んできたかどうか、振り返 る必要があるような気がします。これは大きな経済損失であると同時に、私たちの精神的な自信や 誇りとも深く関わっているような気がするのです。 シエナ市役所にて シエナ市役所にて 市、市場 シエナ市役所

■ 街の景観

中部の町シエナはイタリアでもいち早く、車の乗り入れを禁止。歩行者が自由に中世の町並みを散策しています。街の景観を守るため、建物の外観の変動には厳しい規制が課せられ、逆に、町並みに沿った外観補修には補助金が交付されています。国内で も千葉県の佐原の町並みがそうした施策で個性と伝統を取り戻しつつあります。つま り、「建物の外観とはもはや純然たる個人資産ではなく街並みという公共空間を構成 する”公共物”」そうした価値観が息づいているのではないかと思うのです。 シエナ市遠景 結婚式! 協会 ペルージャの町並み


■ 郊外の田園風景

一方今回の調査の主眼のひとつでもある郊外の農業政策。イタリアでは農家が農村民泊(アグリツーリズム)に耐えられる家屋改修を行う場合、約1500万円の補助金が交付されます。こうした形でいわば貸し別荘を営むことにより、農家の所得向上を図り、ひいてはイタリア農業の振興、農村の発展を目指すものです。イタリアをはじ めとしたヨーロッパではこの他農家への直接所得保障を十分に行い、農業の振興と国 際競争力の強化に努めています。 田園風景 農家の貸別荘

■ 農業とは

つまり!農業とは工業やサービス業に比べれば生産性が低く、工業化・都市化の近代の歴史の中で放置すればすたれてしまうもの。そして一方で郊外の田園風景は荒れ、食料生産は脅かされ、地域経済は弱り果ててしまう。。だから農業とは税金を投入してでも 守り、育まねばならない基幹産業。そうした価値観を日本でも確かなものとして確立せねばなりません。 ぶどう園 ぶどう園
それにしても陽気で明るいイタリア人。人生を、生活を楽しむ達人たち。観光政策にも、農業政策にも、結局は、人間の幸福をどう見るのか、その幸福観に対する独特の バランス感覚が息づき、働きかけているような気がしてなりません。イタリア関係者の皆様、ありがとうございました! 子供たち アッシジの街 日本大使と 街の市場 パスタVS.さぬきうどん!? ワイン工場

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 06年8月 

猛暑の毎日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。いよいよ今日から香川 県知事選が始まりました。滋賀そして長野と激震が続きましたが、やはりそれぞれの 県民の皆様のご判断を敬虔な気持ちで受け止めています。先日韓国から戻りました! 大胆な政権交代と若手政治家の活躍に、韓国の政治のダイナミズムを感じます。是非 またご報告させてください。益々暑くなりますがくれぐれもお気をつけください!

< 〜 はじめての訪韓 〜 >

高速道路を取り払って皆の親しめる川に国会閉会中のこの期間、多くの国会議員が海外を訪れます。外遊(ガイユウ)という 言葉に代表されるように、遊びにでも行っているかのような批判が一方にあり、これ には謙虚に耳を傾けねばなりません。しかし、やはり、海外の指導者層との人間関係 づくり、現地の様子を肌で感じ取ってくる、そういう意味ではやはりその意義は小さ くありません。今回は仙谷由人さん始め6名の議員団と三日間の日程で、韓国与野党 幹部、若手議員、ソウル市長、学者等々、様々な人たちとの意見交換に参加して参り ました。やはり人間同士の個人的な信頼関係があって、やがてはそれが国家間の良好 な関係にもつながっていく、、初めての国会議員としての訪韓で、そんな基本的な認 識を強めました。

■ 韓国政治のダイナミズム

 韓国は長らく続いた軍事政権からわずか二十年足らずの間に、急激な民主化の過程 をたどりました。だからこそ大胆な政治変動を厭わない空気があるのかも知れませ ん。中でも2004年の総選挙では、現ノムヒョン政権の与党、ウリ党(開かれた我 が党:中道系)が50議席から150議席へと一気に議席を三倍化させ、ハンナラ党 (唯一の党:保守系)を野党へと転落させました。このときは二十代、三十代の若者 が、大きなうねりを起したと言われています。当時私は日本で候補者として活動して いましたが、その様相に大きな興奮を覚えたことを記憶しています。

■ ソウル市長、若手議員、、

ソウル市長オセフン氏と 弁護士から国会議員、そしてソウル市長へと転進したオセフン氏は、私より10歳 年上(45歳)のとても素敵な若手市長です。何と国会議員一期生のとき、古い先輩 政治家たちに幻滅してケンカ、、二期目の立候補を取りやめたというから筋金入りで す。しかし、何とも言えないやわらかなムードと自然で謙虚な笑顔を振りまくソウル 市長、そして言葉が通じない中にも、深遠な雰囲気をかもす何人かの若手韓国国会議 員、是非この人たちとの出会いを大切にして、人間同士としての絆を作って行きた い。そして、いずれは両国間の友情・信頼関係にまで発展させて行きたい、そんな思 いの三日間でした。

■ 北朝鮮問題

 話題のほとんどは北朝鮮問題、そして、靖国問題。私は「足を踏まれた方はその不 愉快な経験をなかなか忘れないのが当然」、「隣人の声によく耳を傾ける政治を日本 に取り戻したい」、そんな立場から積極的に発言させていただきました。しかし、ひ とつだけ気になったのは、意外と韓国の指導層が北朝鮮問題とどう向き合ってよいの か、その腹が定まっていない、、そう感じたことです。キムジョンイル体制が長く続 くのか??、でないとすればどうなるのか??、そのとき韓国はどうすべきなの か??、日本やアメリカ、中国はそれにどうかかわるべきか??、、やはりその軸 に”韓国の腹”が定まっていなければ、それを尊重する形で周辺国が協力する形でな ければ、うまく事は運ばない、そこに熟度の低さを感じるのです。まだまだこれから です。

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 06年6月 

すっかり夏らしい日々を迎えておりますがいかがお過ごしですか?お蔭様で昨日、国 会が閉会となりました。1月20日から150日間、東京高松を21往復、全部で11回7時間 の質疑に臨ませていただきました。初めての、そして激動の日々でしたが元気に活動 することができました。今日から香川での活動を本格化させて参ります。どうぞ今後 ともよろしくお願い申し上げます。これから暑さも増しますがくれぐれもお気をつけ ください。本当にありがとうございました。

< 〜 通常国会を振り返る 〜 >

■ 勢いづいた序盤戦

国会の序盤は何と言ってもライブドア事件、官製談合、BSE問題、耐震偽装問題、 いわゆる4点セットと言われた政府の失態、不祥事に対し、勢いよく追求する野党の 姿が際立ちました。私自身、予算委員会での審議に力を込めて挑ませていただきまし た。

■ 人間が失敗するとき、、メール問題の挫折

永田議員のメール問題でテレビ出演しかし、メール問題をきっかけに私たちの信用は失墜。40ページに渡る党の報告 書には、人間が失敗する時というのはこういうものか、、、正にそう思わされる顛末 が明らかとなりました。口座情報を得た永田議員が、ATMでその口座の存在を確認 できず、「怪しい」と疑う前に、「慌てた武部さんが閉鎖した。。」と思い込んだ都 合の良い解釈。追加情報に1000万円の金銭を要求され、初めて情報提供者の身辺 を調査。あっさり問題記者と判明した対応の遅さ。全てが後手後手、都合の良い解釈 で塗り固められた結果でした。人間が失敗するときというのはこういうものか、、、 都合の悪い情報に耳をふさぎ、都合の良い方に解釈しがちなのが人間。。私が思い出 したのは教習所でダメだと教えられた「だろう運転」でした。常に基本的な危険を予 知し、それを回避し、それに備える。いつ、誰にも当てはまる基本的な身を守るすべ なのかも知れません。

■ 小沢代表

 混乱を経て小沢一郎氏が新たに代表に就任しました。私自身、今までの民主党にな かった組織文化を是非持ち込んでいただきたい、そんな思いで小沢氏に投票しまし た。しかし、これまで数々の政党を破壊してきた経歴もお持ちです。小沢氏が代表選 に勝利した際、会場には一種の緊張感が走りました。。。そこにもその警戒感が現れ ています。  しかし、その後の千葉での衆議院の補欠選挙では、党内の全ての会議を中止。国会 議員の多くを選挙の応援へと向かわせ、ご自身も先頭に立って勢力的に動かれまし た。このあたりの優先順位のつけ方、指示の下し方、確かにこれまでの民主党にはな かった経営手腕、力強いリーダー像だと思います。

■ 後半国会での重要課題

 後半国会は、憲法改正国民投票法案、愛国心をめぐる教育基本法案、犯罪の謀議を 処罰する共謀罪、高齢者の医療費負担の引き上げ、これらの重要法案が議論になりま したが、その多くは先送りとなりました。確かに拙速に結論を見出すべき議論ではな く、むしろ、腰を落ち着けてじっくりと取り組むべき課題かも知れません。それにし ても郵政民営化以外にさほど関心を示さない小泉総理の姿勢が際立ちます。

■ 小泉政権とは一体何だったのか?

本会議で質疑に立ちました いよいよ夏から9月にかけて自民党総裁選挙、民主党代表選挙。そして来年の統一 地方選挙、夏の参議院選挙へと駒が進んで参ります。5年間の小泉政治とは一体何 だったのか。自由主義と対米追従、この2つに象徴された5年間。確かに自民党の派 閥政治は壊れ、経済にも明るさが見えたと言われます。しかし、一方でライブドアに 村上ファンド、日銀総裁の投資問題。。不公平感漂う「格差社会」といった感覚はこ れまでの日本社会にはなかったものです。靖国問題をはじめとしたアジアとの関係破 壊。これについてもその功罪が厳しく問われねばなりません。 私は思うのです。小泉純一郎とは本質的には旧体制の“破壊者”だった、と。そのた めの非情、冷徹を通したが、決して新たな価値の創り手、担い手には不向きな個性 だ、と。確かに小泉氏は派閥政治を壊し、政界の意思決定の力学を変えました。しか し、この先、本当の意味で国民生活に安心と幸福感をもたらすのは、破壊者の思想で はなく、やはり人望や温かみ、思いやり、ぬくもり、そんな言葉に象徴される、人間 愛に富んだ真のリーダー像が求められると思うのです。 小泉後の社会の風景を私たちはどう描くのか、日本政治は新たな価値を模索する段階 に進むことになりそうです。

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 06年4月 

■ 民主党代表選挙

まずは、今の時期に代表選挙を行わなければならなかったことに心よりお詫び申し上げます。今回の代表選では小沢一郎さんに一票を投じました。国民の皆様への訴え、与党との攻防、党基盤の強化など、これまでの民主党に足りなかった点をリードしていただきたいと思います。一方でその政治手法・党運営については、過去の反省を踏まえつつ、注意深く見守りたいと思います。いずれにしても党所属国会議員全員がそれぞれの役割をしっかり果たし、国民の皆様のご期待に沿えるよう全力を尽くします。  小川淳也
※代表選挙に関しまして、詳しくはこちらをご覧ください。

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 06年3月 

すっかり春めいた日々を迎えておりますが、いかがお過ごしですか?お蔭様で初めて の衆議院予算委員会を終え、やっと国会議員としての第一歩を踏み出せたような気が します。メール問題など残念な事件の数々本当に申し訳なく思っております。痛切に 反省し、一から出直さなければなりません。今日から新たに財務金融委員会に所属し ます。後半国会では憲法問題と財務金融問題に全力を注ぎます!!昨年の政治活動収支も まとまりました。600名を越える皆様から1000万円を超える個人献金をお預かりいたしました。本当にありがとうございました。これからも初心を大事に地道に頑張り ます。季節も変わりますが、どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごしください。本当に ありがとうございました。

< 〜 前半国会を振り返って 〜>

■ 初めての予算委員会

衆議院予算委員会で4回の論戦に臨ませていただきました。安倍官房長官、谷垣財務 大臣、竹中総務大臣、麻生外務大臣、与謝野経済財政大臣、中川農林大臣、北側国交 大臣、そうそうたる閣僚の皆さんに対し、思いのたけをぶつけさせていただきまし た。これまで満たされなかった思いを、しかるべき国会の場で、しかるべき相手方に ただすことができる・・・なんという幸せなことか、その幸せをかみしめた一ヶ月でし た。

■ 何のための質疑か

野党議員として質疑を重ねても、すぐさま政策に反映することができません。野党 の宿命です。しかし、とかく現実論に流されがちな政府に対し、きちんとした筋道 論、また不正・怠慢を許さないために野党が与えるプレッシャーは、国の運営にとて も大切なエッセンスです。加えて、私は質疑に立つ度に自らにこう言い聞かせていま す。論戦は質疑者(私)と答弁者(大臣)の真剣勝負。その真剣勝負の場で、大臣に も増して、日本の未来を憂い、社会の将来を思い、考え抜く・・・その姿勢、思いの強さ、情熱の厚みでいずれが勝るのか、それを国会の内外に示す場だと。

■ 審議を通して

全部で100時間に余る審議時間。そのほとんどは耐震偽装問題、BSE問題、ラ イブドアや格差社会、そして官製談合。。。いずれも予算づくりの前提となる社会事 象や時代の流れに関して、鋭く切り込むことが求められます(詳細は是非こちらから ご覧ください⇒インターネットTV)。しかし、全体として軽く、重みのない閣僚答弁が続きます。これでは国民の気持ちは収まらない、浮かばれない・・・そう思えてなりません。私は国会議員としてもっと閣僚を尊敬したいし、日本人の一人として国会の議論をもっと尊敬したい。心からそう思います。

■ メール問題

論戦を挑もうにも私たちが信頼された存在でなければあまりに空虚です。その意味 で今回のメール問題、あまりにお粗末な対応は、私たち民主党の未熟さを露呈しまし た。本当に申し訳ありません。96年の結党から満10歳を迎えた民主党。子どもの身体が大きくなるように議席数を拡大して参りました。そこに私たちの甘えやおごりが なかったか。今回の件を含めいろいろな挫折を経験しながら、今度は本当の意味で大 人の政党として精神的に成熟していかなければなりません。

■ 2005年の政治活動収支!!

昨年の活動収支がまとまりました(こちらをご覧ください⇒2005年政治活動収支をご覧ください)。600名を超える皆様から 1000万円を超える個人献金をお預かりいたしました。皆様本当にありがとうござ いました。それだけ重い責任をお預かりする仕事です。そのことを心したいと思いま すし、これからも企業献金や資金パーティに頼らない、地道ですが、あくまで個人の善意に基づいた政治活動を志して参ります。どうか今後とも厳しく見届けてくださ い。

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 06年2月 

■ 国会議員の資産報告

2月20日、衆議院議員の資産が公開されました。預貯金に、株式、自動車などがその対象です。小川淳也の公開資産については以下のとおりです。
・預貯金77万円(定期預金)
※ 普通預金、家族預金などは公開対象となっていませんが、(政治家という不安定な職業柄)ある程度の期間、家族の生活、子供の将来を支えられる最低限の備えに努めています。
・株式7銘柄13000株あまり(全部で70万円前後)
※ 中国石油などの中国株が大 半です(時価総額30万円前後)。30年から40年くらい長期で保有したいと思い 4年前に購入しました。政治家に人間としての信頼が寄せられている時代なら真っ当 な資産運用を図りたい、とも思いますが、国政に集中し、あらぬ疑いを招かぬために も在職中取引を控えると同時に、現保有株についても処分するつもりです。
・自動車(平成6年、エスクード、1600CC)  
※ マニュアル車の愛車です。9年前に購入しました。

■ 通常国会!

1月20日から150日間に渡る通常国会が開会しました。耐震偽装、ライブドアショック、そして牛肉輸入の拙速な再開など、小泉内閣の民営化、市場万能、競争原理、そして対米追随、、、 様々な矛盾点を健全野党として追及します。 中でも2月の予算委員会、委員の一人として全力で取り組みます。2月は予算委員会への対応を最優先し 、その分地元での様々な日程にご迷惑をおかけいたしますが、国会議員としての一方の本務を果たすために全力を尽くします。 どうぞお許しください。とにかく2月一杯国会に集中します! ありがとうございました。

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 06年1月 『今年の展望』

新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりありがとうございま した。今年も初心を忘れず変わらぬ姿勢で20日からの通常国会に臨みます。どうぞ 本年もご指導ご鞭撻、そして変わらぬご厚情賜りますよう心よりお願い申し上げま す。今年が健やかな最良の年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

〜 今年の展望 〜

■ 通常国会に臨む

 1月20日から通常国会が開会します。昨年の総選挙で大敗した民主党にとっても 大切な転機にしなければなりません。歴史的な憲法改正問題や女系天皇の問題もあり ますが、やはり野党活躍の主戦場は耐震偽装問題や依然借金まみれの国家予算など、 まずは政府与党の失政や矛盾を厳しくチェックし、追及していくことを通して国民の 期待に応えねばなりません。

■ その上で民主党の歩むべき道

 しかし一方で、私たち民主党の目指す国家像、代弁すべき価値について深い洞察と 熟慮が必要です。私は小泉さんが進めてきた自由競争や市場原理といった価値を十分 認めつつも、やはり助け合いや連帯、共生といった価値をしっかり代弁できる、まさ にイギリス労働党のブレア政権が目指した「第三の途」を歩むべきだと思っていま す。そのためにも冷徹でなく、切捨て型でなく、寛容で親和的、そして人間社会や人 の幸せに対する深い関心と思想、理念、哲学を合わせ持ったリーダーの登場が待たれ ます。

■ 国会議員として実質一年目

 私にとって今年は国会議員として実質一年目の年です。6ヶ月間続く通常国会の務 めの中で、自分なりのリズム、スタイルを築き上げていかなければなりません。いか に激しいストレスやプレッシャーにさらされる職業であるか、あらためて痛感した最 初の3ヶ月、だからこそまずは人として、家庭人としてのバランスをうまくとり、人 間としての円満なバランス感覚をむしろ磨きながら国会議員としての務めを健全に果た して参りたい、あらためてそう思っております。    どうか今年も厳しい目で、そして長い目で見守ってくださいますよう心よりお願い 申し上げます。本年が健やかな一年となりますことを重ねて心よりお祈り申し上げま す。

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