民主党 衆議院議員 小川淳也
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〜総務大臣政務官訓示〜(09年9月24日)

みなさまこんにちは。本日、大変興奮とそして責任感を持って早速職場に着任しました政務官の小川淳也でございます。他でもございません。平成6年に旧自治省で採用いただきました。採用の面接にあたっていただきましたイワサキ先輩、当時配属をされた課で新米の私をご指導いただいたクロダ先輩、いろんなあらゆる先でご助言いただいたナイトウ先輩、さらには赴任した愛知県でお世話になりましたモチヅキ先輩、そしていよいよ役所を辞める、6年前心から応援するよとおっしゃっていただいたホリイ先輩、数々の諸先輩の顔を前に、このような職務を預かりますことを、大変面はゆい気持ちが一方にあるのも事実でございます。
大変お時間をいただくのは恐縮ですが、根本的なところだけ、本質的なところだけお伝えさせてください。この間選挙でずっと訴えて参りました。なぜ自民党政権は没落したのか。いったい何が自民党政権の息の根を止めたのか。それは国民か民主党か。違います。自民党政権の息の根を止めたのは、経済成長の鈍化であり、人口減少です。必ず経済成長と人口増加を前提に日本の仕組みがつくられたのは40年前、東京オリンピックの頃。ひらすら成長の果実を分配し、成長がなくなれば借金を補填してそれを分配して、政権の延命をはかってきた。これが自民党政権の本質、そしてそれが時代が許さなかった。自民党政権の息の根を止めたのは、経済成長の鈍化であり人口減少である。その二つの事実を気にとめていただきたい。
そして再三ございましたように、なぜ政治主導か。それはつまり、国家の意思決定をボトムアップ方式からトップダウン方式へ変えなければならない。その事実に私たちは直面している。それはなぜか。ボトムアップ方式の意志決定とは、まさに成長期にのみ成り立つ意志決定の仕組みです。古いことはやめなくても新しいことはできる。去年よりは来年の方が収入が増える。これに適したボトムアップ方式の国家の意志決定の仕組みを、まさにトップダウン、新しいことをやるためには古いことをやめなければならない、これまで当然と思っていたことを今一度問い返せなければ、新しい道に突き進めない。この二つ目の構造変化、ぜひ心にとめていただきたいと思います。
3つめ。主に省内で地方分権を担当致します。これもなぜ地方分権か。一言で言えば、日本のこれからの国家としての命題は、いかに低成長、人口減少時代を生き抜くか。利益の分配をその大きな勤めとしてきた政治を、まさに低成長時代を生き抜く国家経営の政治へと、その機能と本質そのものを変革できるか。ここが私たちに問われている。地方分権とは、低成長時代の限られた資源を、いかに国家の隅々まで最適分配していくか。そのためには決定権限と責任主体を、できるだけ中央から地方へと分散、分極化をはかっていかねばなりません。
今3つ申し上げました。何がいったい自民党政権の息の根を止めたか。これは私たち国民の総体として直面しているこの国の構造変化です。なぜ政治主導でなければならないのか。これまでボトムアップで進めてきた国家の意思決定を、いかにトップダウンで経営感覚を持ったものへと、その機能を変えていくか。なぜ地方分権か。限られた低成長時代に、資源の最適分配を実現するためには、必ずその決定権限を足場の近いところに下ろしていかなければならない。
こうした3つの命題を、深く心にとめ、それぞれの課題に当たっていただきたいそのことを切にお願い申し上げます。?もう一つ。私は省内で大変、9年あまり、自治体への勤務を含めて勤めさせて頂きました。ばかばかしいと思ったのは国会待機と、そしてなかなか帰らない局長さん部長さん。ぜひこの省内の文化、皆さんの力を存分に発揮をしていただかなければなりません。そのためには省内のおいても無駄な労力、無駄な時間を徹底的につぶさなければなりません。はっきり申し上げます。遅くまで残っている局長さん課長さんを私はいっさい評価しません。課員の幸せ、家族との十分な時間、課員の人生の充実を願わない上司は、省内にはいりません。そのことを深く心にとめ、一生懸命仕事をし、一刻も早く家に帰る。これを徹底してやっていただきますことを、私が率先したいと思います。
私たちが必要な労力を負います。私たちが本来負わねばならない責任を負います。どうか一緒についていただきたいと思います。心からお願い申し上げまして、本日このようなお時間をいただいたこのとのお礼と決意にかえさせていただきます。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。
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